
「大王大妃の執念」
インス大王大妃は、死の間近い老女になり、尚宮に手を拭いてもらい、
顔も拭いてちょうだい。と顔を前に出します。
廃妃の復位を命じる王命が下されたが、重臣たちは免罪されず
新たな粛清が始まった。
チョン貴人とオム昭容の父母は連帯責任を問われ
チョン貴人の2人の息子は、堤川と利川へ流刑された。
廃妃に毒薬を渡したイ・セジャは、流刑先に赴く前に自決の王命が下った。
ハン・ミョンフェら功臣が剖棺斬屍に処された。
剖棺斬屍ー墓を暴き遺体の首をさらすもので死罪よりも重い罪
インス大王大妃の従兄のハン・チヒョンも剖棺斬屍にされた。
王は、罪人は私ではなく祖母上です。と言うのでした。
大王大妃は、王に私に話があるなら入って来なさい。と言います。
王は、剣を持ち入ってきます。
母上を廃し、死を与えたのは間違いだったと言って下さい…
大王大妃は、それは出来ません。と笑うでした。
王は、祖母上を切ろうとしますが、出来ませんでした…
大王大妃は、何故 あなたの母親を廃位し、宮殿を追放したか教えましょうか?
大王大妃は、王が亡くなり、王妃が存命なら、王妃は大妃になります。その後は、
大妃が新王を見守るのです。この国の根本は忠≠ニ孝≠ナす。
王といえども母親の言葉に逆らえません。
あなたの母親は重責を担う資質がなかったのです。と老女の声ではっきりと言います。
王は、王妃の地位を奪うだけでよかったのでは?と問います
大王大妃は、ずいぶん悩みました。廃妃を生かし、王子を世継ぎから
外そうかとも。そうすれば問題はなかったのに…そのことだけが
悔やまれてなりません。と言うのでした。
王は、私の代わりに、チンソンを王にできなかった事を、後悔しているのですね。
大王大妃は、廃妃を死なせたのは間違いでした。廃妃を生かしておけば
成宗は、あなたを王にしなかったでしょう。母親ばかりか、王位まで奪っては
ならぬと最後まで守り続けたのです。
お分かりですか?あなたはそれほど、愛されていたのです。と
王は、一言で良いから、母上を死なせたのはご自分だと言って下さい。
それでケリがつくのです。と拝むかのように、手をこすります。
大王大妃は、王には君主の資格がありません。1日も早く王位から退きなさい。
それがこの国のためです。と笑います。
大王大妃は意地悪そうな顔をして、廃妃をチェホン王妃に追尊する?
この私に、廃妃の墓前で万歳を叫べと?
この私が廃妃の墓に、毒薬を撒いてやる。と激怒します。
王は、祖母上が母上の墓前でひざまずき酒を供え、許しを請う姿を
必ず見せてもらいます。と言うのです。
そして睨み合いになります。2人とも一歩も引きませんでした。
王が出て行くと
大王大妃は、今日死ななければならない…そうしなければ
廃妃の墓前につれていかれる…と泣きます。
その頃、王は、背負ってでもお連れするつもりだと、チェアン大君に話しています。
王は、今夜死んだら、遺体を背負っていくと言うのでした。
大王大妃は、成宗の幻影を見るのでした…
大王大妃は、また幻影を見るのでした。
今度は、ソンイが迎えにくる幻影です…ソンイは、息子を助けてくださった方を何故
恨みましょうか。わずか19歳で寡婦になられたため、夫婦の温かい情を
ご存じないのです。私の罪は、王様を愛したことだけです。と言うのです。
インス大王大妃は、亡くなります。
インス大王大妃は、69年に渡る波乱の生涯を終えます。
世祖の時代からヨンサン君の治世に至るまで、インス大王大妃は、
政に絶大な影響を及ぼし、勢力の中心には常にインス大王大妃の姿がありました。
大王大妃が亡くなると、王は、泣き声を上げた者は、容赦なく切り捨てる。
永遠に呪い続けてやる。と笑いながら走るのでした。
王の育ての親である、パク氏が自ら死ぬのでした…
ー2年後ー
ヨンサン君12年9月
中宗反正の結果、チンソン大君が王位に就くのでした。
インス大王大妃は、ヨンサン君を廃妃の息子だという足かせつけたまま王位に就けた。
そのためヨンサン君は、母の復位を願っても叶えられず
祖母に乱暴を働いたヨンサン君は、不幸者のらく印を押され中宗反正の名分になったのでした。
終わり
(感想)
インス大王大妃が老女なっていくのが、すごい上手です!
顔を拭いてもらう時の表情が、可愛いです。
でも王を、叱りつける時、廃妃のことになると、般若の顔になるのは
本当に怖かった…
いい作品でした\(^o^)/
老女になったインス大妃の笑い声のものまねを夜、寝るときにしていたら
怖いからやめてくれ〜 と夫に言われたわ。(#^.^#)
ハマってます。老女になったインス大妃のものまね。
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